ナインコードはなぜ人事の悩みを解決するのか?
ナインコードを人事で活用すること。
それは、社員一人一人にが最高のパフォーマンスをすることができる場所を提供できるだけでなく、組織の活性を邪魔する「人間関係の悩み」を根本から解決してしまうからです。
いま問題視されている「パワハラ」問題にも有効活用できます。
・仕事は好きだけど、上司と馬が合わないからストレスになる
・社内の人間の顔色ばかりうかがあまり仕事のパフォーマンスが落ちる
・部下への指導が「パワハラ」ととらえられ、関係性が悪くなった。
こうした人間関係の悩みというのは、どの会社(組織)にもあるものです。
そうした複雑な人間関係を解決するのはたやすいことではありません。
一人一人の話を時間をかけて聞いて、問題解決のために異動をすることはできても、またほかのところでギクシャクした人間関係が生まれます。
社員同士の人間関係の悩みを解決してあげないと、若く有望な社員は辞めてしまうことにもなりかねませんし、会社として様々な負のスパイラルが起きます。
売り上げの減少、活気のなさ、周囲(他者)から印象などがどんどん悪くなり、良いことなど一つもありません。
社内における人間関係というのは、それほど大切であり、人事としては一番に考えなくてはならないことです。
そこで、活躍するのが「ナインコード」になります。
ナインコードがなぜ、あらゆる人間関係を良くしてしまうのか?
実は、ナインコードで人を見ていくと、たとえ一度も会ったことがない人同士だったとしても、高い精度で相性の良しあしが分かってしまうのです。
人の相性には「相生(そうしょう)」「相剋(そうこく)」があります。
「相生」とは、互いにいいエネルギーをもたらす関係です。だからこそ、相性が良いとなります。
「相剋」とは、互いに悪いエネルギーをもたらす関係なので、相性が悪いとなるのです。
そう、人間関係が悪い職場というのは、この「相剋」の関係が多く存在する部署などによくみられます。
※相生(そうしょう)は → の向きに良い影響を与える。
水は木を育てます。木は燃えて火を起こします。火は物を燃やし土を生みます。土は土中に金属、鉱物を生みます。金が冷えて水蒸気を水にします。
※相剋(そうこく)は → の向きに悪い影響を与える。
水は火を消し、火は金を溶かします。金(剣刃)は木を傷つけます。木は土の養分を奪います。土は水をせきとめます。
たとえば、水の一白と火の九紫は相剋です。
九紫の人は情熱家であり、細かいことをあまり考えずに意見をいいますが、一白はまるで真逆です。
論理とデータがないと理解を示してくれません。そうした一白の態度に九紫は嫌になり、ここに亀裂が生まれます。
また、雷の三碧と大地の二黒も相剋です。
三碧は思ったことを悪気なく口にする傾向があります。
それを受け止めることができる九紫のような人ならいいのですが、
二黒のように強い言葉に弱いナインコードの人だったら「パワハラされた」と思ってしまうのです。
悪気なく言った三碧の言葉が、二黒にとっては耐えられなく辛いのです。
しかし、どうでしょう。
もし、事前に社員全員のナインコードが分かっていれば、部署内で相剋の関係を作らない組織づくりが可能になります。
そうすれば、互いにいい関係の相生で上司と部下を組ませることもできますし、社内の雰囲気も良くなります。
パワハラで訴えられるということも圧倒的に少なくなりますので、パワハラ法案ができたいま、その対処法としてもナインコードはとても強い味方なのです。